七日の王妃|ヒロインは実在の人物か?

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ヒロインの王妃 チェギョン実在する人物です!

ヒロインのシン・ チェギョン端敬(タンギョン)王后(ワンフ・おうこう)です。

ドラマのヒロインシン・チェギョンは、幼いころに恋心を抱いたヨク(晋城大君 チンソンテグン=第11代国王中の中宗 チュンジョン)を愛し続け、のちの端敬(タンギョン)王后となります。

史実では1499年に シン・ チェギョンヨク(晋城大君 チンソンテグン)は婚姻します。チェギョン13歳と ヨク12歳のことです!若い!!

1506年に ヨク(晋城大君 チンソンテグン) が 第11代国王 中宗(チュンジョン)として即位し、ともにチェギョンは端敬(タンギョン )王后となります。しかしその七日後に 端敬(タンギョン )王后 は廃妃となります。たった七日後のことです。

七日間で廃妃された理由

七日間で 端敬(タンギョン)王后 が廃妃された理由 は、

理由 1.チェギョンの父は前10代国王燕山君(ヨンサングン)に仕えていた重臣でした。

     左議政(チャイジョン)シン氏 です。

   2. チェギョンの父の妹は燕山君(ヨンサングン)の王后でした。

端敬王后の家族と燕山君(ヨンサングン)は関係が深いです。燕山君(ヨンサングン)の重臣であった父のシン・チェギョンを王后にしておくことを、功臣や大后(テビ)が許しませんでした。復讐を恐れたのでしょう。

異母兄 第10代国王・ 燕山君(ヨンサングン)に対して高官たちが起こしたクーデターで中宗(チュンジョン)は即位しました。中宗が自ら望んだものではありませんでした。中宗は端敬(タンギョン )王后を廃妃にすることに抵抗しましたが、結局覆すことはできませんでした。

聡明な 端敬(タンギョン)王后 は中宗(チュンジョン)が即位したら”廃妃”になることはわかっていたでしょう。中宗(チュンジョン)への深い愛を感じます。婚姻関係が7年間あったことはせめてもの救いです。

七日の王妃のキャスト

ヒロインのシン・チェギョンを、明るくたくましい女性に演じたのはパク・ミニョンさん、見ていて元気になります。

愛する第11代国王 中宗(チュンジョン)はヨン・ウジンさん、そして中宗の異母兄だった第10代国王 燕山君(ヨンサングン)はイ・ドンゴンさんが演じています。

チマ岩の伝説 夫婦の愛

後宮を追われた端敬王后 。中宗は 端敬王后をしのび、王宮の一番高いところから端敬王后の家を眺めていました。このうわさを伝え聞いた端敬王后は「元気でいる」証に、後宮にいた頃によく着ていた紅色のチマ(韓服の下衣)を自宅の裏山の岩の上にかけておきました。それで後世の人々はその岩をチマ岩と呼びました。仲の良かった夫婦が政治的に引き裂かれましたが、お互いを思う気持ちは残りました。これが「チマ岩の伝説」です。

時代は李氏朝鮮時代

時代は李氏朝鮮時代の1400年代後半から1500年初め。第11代国王 燕山君(ヨンサングン)の在位期間は1494年〜1506年の10年間、第11代国王の中宗(チュンジョン)の在位期間は1506年〜1544年の38年間。

この頃、日本は室町・戦国時代です。       

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